がん治療 休職日記 毎日日曜日

がん治療で休職しました。休職後の生活の変化とがん治療、抗がん剤の副作用について書いています

がん治療 休職日記 毎日日曜日 様々な副作用

 抗がん剤治療では、患者毎に患者の数だけの副作用があると聞いています。

 私の場合も、薬毎(現在3回目の抗がん剤投与です)に副作用が異なり、悩まされた内容は違います。

 最初の抗がん剤治療は失敗だったと書きました。最初は気負っていたのかも知れません。生活の質を第一に考えるところ、治療なんだから少々苦しくても忍耐が必要、我慢しなくてはとばかり考えていました。

 その結果、夜中に腹痛でのたうち回ったり、発熱で緊急外来行って、主治医でも無い女医から「みんな我慢してるよー」とか軽くあしらわれたり、ゆるくなったお腹なので距離の無い家のトイレでも間に合わず、お漏らししたり、味覚異常で食べられなくなったり、座椅子に座っているだけでも急に吐いたりしてました。

 なぜ主治医に事細かに副作用を伝えなかったのかと、今思えば不思議です。減薬なり、休薬なりお願いてよかったはずなのです。体重も10kgほど減り、薬を変えてもらうことになります。

 その後に目のピントが合わなくなります。主治医も失明の事例があるのでと、眼科受診につながります。今は視力は回復したものの、涙腺が抗がん剤で詰まるようで、涙が目から喉に流れず、目で溢れ涙目で過ごしています。命にかかわらないものの、生活上はうざったい感がずっと続いています。投薬を辞めても続く副作用があるのも知るきっかけとなりました。

 2度目の抗がん剤は、2週間毎の点滴投薬。該当の日から嘔吐感が5日程度続きます。帰宅後もシャトル状の点滴を継続投与。計3日間の点滴です。嘔吐感もその間続き、薬に頼ります。完全とは言えないまでも我慢できるところまで改善します。ほか、鼻血やしびれ、ふらつき、疲労感も。頭髪は全くなくなりました。初回の時は残っていましたが、入道頭です。大部分がバサッと落ちました。その時は気になりすぎて、顔のボリューム保とうと伊達眼鏡をかけるようになりました。 

 3回目の副作用は結構キツいものになります。進行形ですが、末端神経障害、ふらつき、しびれ、動悸、息切れ、鼻血、喉の渇き、寝付けない、排便リズムの狂い、便秘と軟便が不規則に起こる、注意力が下がる、疲れやすい…数えたらキリがありません。だからこその休職です。

 2回目の時にながらの勤務、治療しながらの仕事ができていました。その記憶からすると3回目の今回もという気持ちがありましたが、断念しました。できないものはできない。できもしないのにできると思うより素直かなと。

 この休職を有意義にしよう、治療に専念しながら色々とできることをしてみようと思っています。会社に行かないのでカジュアルな服装も増えました。

 小さな変化も大きく感じます。家の片付け、庭木の剪定、カメラをいじる、動画を見るなどできることをします。勤務があった時に気になったていることができるのが良いのです。家族との会話も増えました。人間万事塞翁が馬